2010/11/29 (Mon) 久しぶりに鬼ごっことかするとテンションが変に上がるよね

走る　　　　走る　　　　走る　　　　走る


息が切れるのも構わずに、
足が疲れるのも構わずに、

ただひたすら走り続ける。

後ろからは知らない連中。
見覚えのない広い建物。

何故、追いかけられてるのかとか
何故、こんなところにいるのかとか
何故、こんなことになったのかとか

そんなこと考える余裕も無く、
ただ頭にあったのは――――――、


どこへ逃げようか


ただそれだけだった。






走っていると目の前には扉。
それを撥ね開け中へと滑り込む。
机と椅子が並び、黒板がある、教室にしては大きな部屋。
それぞれの机には人が座っていて満員状態。
そのうち、奥の方の列の後ろの方の机に座る見慣れた人物に目が止まる。
そこの机の陰に身を隠した。

『ちょ、なにやってんの、こんなところで』
「いや、何って。授業始まるから」

あまり会うことは無い友人。
だけど、訳わからん連中に追いかけられている中の一人でもあるわけで。

『いやいや、お前そんな勉強熱心じゃなかっただろ？捕まるぞ』
「大丈夫だって、ここ人多いし。ほら、授業授業」
『いや、遠すぎて黒板見えねェよ』

どうやってこんな広いところで授業するんだよ。
体育館２倍ぐらいの広さはあると思う。

『受けるなら一人で受けろ。疲れた』

机の陰に隠れたまま、乱れてた呼吸と思考を整える。が――――――、


バアンッ


さっきも聞いた音。
これは扉を撥ね開けた時の――――――、


振り返った先には追いかけていた連中。

『チッ！ほら、逃げるぞ！！』

席についている友人に声をかける。
教室の中でも、何人かは逃げ始めているが、逃げてない奴もいるし
先生も我関せずって感じだ。
どうなってる？
逃げていたはずの友人も逃げる素振りを見せないため、
仕方なく連中がいる扉とは真逆の扉へと走りを再開した。




取り敢えず、建物だと埒が明かない。
敷地の外へと向かう。
今のところは撒けたらしい。周りには人っ子一人いない。


と、いきなり感じた気配。
走っていた勢いのまま、体を反転させ来た道を見る。
が、誰もいない。
気のせい……、


そして背中に感じた確かな人の気配。

し　　　ま　　　っ　　　た

耳元に寄せられる唇、
そして脳内に響いた男の声。





"正夢"

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……という夢を木曜日に見ました。
ちなみに、『』の台詞が僕です。

いやー、まさかリアルにリアル鬼ごっこの夢を見るとは思ってもいませんでした。
見たこと無いですけどね、「リアル鬼ごっこ」
小説と漫画はチラッと見たことがあるので、大方のあらすじは知ってますが。

会話を交わした友達はひとりですが、他にも出てきてました友達。
っていうか、顔見知りばっかりだった気がしないでもないというリアルな感じ；


最後の"正夢"って聞いたところで起きたんですが、
夢に出てきた見知らぬ人物が夢って認識しているところが怖いです；
僕、予知夢結構見るんですよね。
そのこと自体は忘れてるんですけど、その夢で見た光景に出遭うと


「あ、前夢で見たわ」


って思うことが多々あったりします。
でも、これがもし正夢になったとしても、一体どんな状況なんでしょうね？（笑）